自費出版

いぜん、自費出版のお手伝いをしたことのある先生のご子息から連絡がありました。
昨年末に亡くなられたとのことで、遺稿を形にしたいということでした。
ノートをご子息が入力・編集した原稿をほぼ割り付けがおえたので、昨日お目にかかり最終的な打ち合わせを行いました。
比較文化の導入のような内容ですが、パリ第四大学で博士号をとられた方だけに、さりげない日常生活のなかに日仏の文化の違いをするどく読み取っています。
このように、ハーベスト社では自費出版のお手伝いをすることがままあります。

昨日聴いていたのは、ドヴォルザーク弦楽四重奏。シャイで心優しいドヴォルザークの音楽は、人を懐かしむ時の感傷を増幅させます。
演奏は、プラハ・ブラフ弦楽四重奏団。主催者はかつてのチェコの名弦楽四重奏団ブラフ弦楽四重奏団主催者のお嬢さん。心からドヴォルザークに共感しているようで、大好きな演奏です。